KIKO &DEKOの50歳からのeveryday

50代からの毎日幸せに生きるための羅針盤

強くなんかない。不安とどう付き合うか。

50歳はまだ若いとは思う。

けど、乳ガンのホルモン治療は閉経用のお薬で、副作用で関節にきてる。
いや、それのせいばかりとも言えないかも。
服薬を始める前から同じ姿勢を長くしたりするとしびれとかはあったので、これは女性の御守りホルモンの恩恵はすでになくなっていたからだろう。


体にいつもと違う不調があったりすると、急激に不安の闇がモヤモヤと立ち上がってくる。

すぐになにか重大な病気ではないかと心臓がばくばくしてしまう。

乳腺外科で出してもらっている、
不安の薬が日数制限対象になってしまって30錠しかでないので、寝る前に眠剤と一緒に飲んでいたものを、やめてみたら、以外と眠剤だけで大丈夫だった。

飲んでも寝れない時は寝れないし、途中で何度もめが覚めるのは変わらない。

飲まなくてもあまり途中で起きない時は起きないし、何度も起きてしまう時は起きてしまう。

特にストレスを感じてない時でも、なぜか全然眠気がこない時もあるし、時々思うように寝れた時は、今日はこんなに眠れた!と喜びを感じる程度の話になっている。

こんな話は年を取れば多くの人がそうなので、みんな同じだと思えたのなら、一番の処方せんだと言うことには気づいてはいるけれど、それでもやっぱり寝れないことは辛いことだ。

そういった事で、眠剤を飲んでもどうしても寝られない時に飲み足したり、さっき言った、なにか重大な病気かもと心臓がばくばくした時の御守り用にやっぱりまだ処方はしてもらおうとは思っている。


急激に立ちこめるモヤモヤの正体は何だろうと考えると、死が怖いんだと思う。
まだ生きたい?あと20年は生きたい?自分に問いかける。だから恐怖の闇が現れるのか?

自分自身と問答してると、
在り来たりだけど、いつ死んでも満足したと思えるように生きるしかない。

聞きあきたようなドラマの台詞のような答えしかないんだ、結局は。


以外と惰性でなにかをやりつづけてる事ってたくさんある。

先日も、なんだか録りためてたドラマを面白くないのに、だらだら見ていた。
微妙と思いながらも、もしかしたらこれから面白くなる?とか思いながら。
しかし、ふとこれも時間の無駄遣い。

暇のつぶしかたが自分の中でワンパターンで有ることを時折意識して思い出さないといけない。
それほど面白くないと思いながら見続けているドラマを全消去したらスッキリした。
ネットサーフィンもそうだ。

ネットサーフィンが本当に面白いと感じているのは最初の10分程度ではなきか?あとは惰性で続けてしまう。

もし今日で人生が終わりだとしても、その瞬間に、私の人生まあまあだったな、と思えるようなら、諦めもつくのかもしれない。
不安とは予期する事だから。
これから先、どうあがいても老いるしかないのだから、痛かったり苦しかったりしなくてはいけない事が怖いのだ。

闘病している人が時に元気で前向きだと、「強い人ですね」みたいなコメントをする人を見かけるけど、それはモヤモヤする。
そういうとこではなくて、
最終的にたとりつく回答が、「予期不安は捨てる」と言うことが幸せに生きる事だと、たどり着く所は一緒ではないからか。