辛いのはコンプレックスからなのだと思う。
長男はもうひとつも落とせない単位と卒業制作に追われ就活は全くしていない。
卒業できねば就活してても仕方ないと、言いたいのを我慢してきた。
でもさすがにもう今年も終わりだ。
聞くと今日で今年の授業は最後だという。
年明けだって入試の日程からもう授業はないはず。
お前はなぜ黙っているのだ?!
返事をしない?
聞いていた同じく大学性の次男がチャチャを入れた。
「うちのバイトにもいるだよね、店長に怒られてるのに黙り込む奴」
要領の良い次男。
同じ場面をデジャヴュ。
私と妹。
長子あるあるでないのか?!
ここは何故か気持ちがわかってしまう。
自分は悪くないと言う理不尽さ半分。
相手の言ってるように自分に非があるようで、半分。
芸術学部なので、ポートフォリオが出来ていないとどっちみち就活はできない。
絵の道でやっていきたい。
親としては尊重したい気持ちもあるし、しかし安定もしてもらいたい気持ちもある。
昨日書いたように、兄弟格差のある年末年始は、行きたくないのは自分だってそうだ。
そんな事、横においといて、あ、ハッピーニューイヤーでいいんだろ。
気にしてるのは自分。
ああ、捨て去りたい。
癌になってから、せめて自分自身だけは自分を苦しめるのはやめよ!
新しい指針が出来たはずなのに。