KIKO &DEKOの50歳からのeveryday

50代からの毎日幸せに生きるための羅針盤

ガンと言う重さ。家族の心。

ダンナの悪性リンパ腫の診察は前回の告知から一ヶ月後に経過観察に行く予定になっている。

高~中悪性度のものだと、週単位~月単位で変化があるようなので、
やはり予想の通り低悪性度のもので、きっと随分と前からすでにあったものなのかもしれない。

ダンナの様子としては、現在はとくに症状があるとも思えないのに、背中が痛いを連発している。ストレスによる緊張せいだよ、と声をかける。
自分もこれであちこち受診して鬱ですね!と言われたから。

この数週間、
自分もまた息苦しさが復活していた。
辛い。
辛い。
辛い。

過去の経験からもこれまで通り普通に生活するのが一番だ。

仕事や以前から予定していた旅行をしたり、周りには何も言わず過ごした。

自分の乳ガンの時は、初期だと言うこともあったし、周りにふれてまわった。
これは初めての事で、どうしたものか、とりあえず言ってみてあるいた的なもので、あったのかな。

明るくケロっと、乳ガンになっちゃてさ!みたいな感じだったけど、
相手の困ったようなリアクションに、逆にショックを受けたりした。

大抵の人は、私ガンになっちゃった!と言われたら、なんと返したらいいか困るのだ。

ネットで知り合った同病の人に話を聞くと、割りと周りには何も言っていない人が多い事に驚いた。

抗ガン剤もしてなかったりすると、
これまで通りにしていても全く気付かれない。

同情されるのも嫌だし、
特別扱いをされたい訳でもない。
急に自分が別物になってしまったような恐怖の方がストレスだ。


忘れられるものなら、忘れられたい。
戻れるものなら告知される前に戻りたい。これがガンだ。
悪性って言葉がなんだかね。
悪者になってしまったような。

子供たちは、特に何も言わないけど、お父さんが大好きな次男は、
アトピー性皮膚炎が一気に悪化して、耳たぶから汁が出ていて、目も晴れ上がっている。
あの日から酷くなったので、ストレスから来ているのかもしれない。

ダンナも自己免疫疾患の難病があるので、次男もアレルギー性の疾患があれこれあるので心配だ。
やはり炎症反応はガンのリスクになるんだろうな。
体調管理は大事だ。

しかしやはり、救われたいのは、一番に心だ。