KIKO &DEKOの50歳からのeveryday

50代からの毎日幸せに生きるための羅針盤

50代からの女の仕事の話。スキルとは?について考える。

仕事がらみの話は以前書いた通り、以前辞めた人が揉めてから、SNS関連の書類にサインをさせられので本当に書きづらい。
今の仕事の前の所を辞めた時も、内部の情報を漏らさないと言うサインをさせられたので、今はネット拡散が命取りになったりするこういう時代になってしまった。
ネタにしたいような話こそ書けない。

私は以前のパートの仕事は13年勤めたが、今の職場ももうじき3年になる。

別に我慢強い性格と言うわけではないけれど、
以外に長く勤められてるのは、最初から無理しないように時短勤務で契約してるので、割りきって勤めているからだと思う。あまり辞めたいとは思う事はない。

石の上にも三年などとは、今時は死語かもしれないけど、なにかワンクールではあるように感じる。

働き始めた直後はネットの口コミで「受付の人が不馴れな感じでした。」などと書かれ、これ完全に私の事じゃん!と、今どきながらの洗礼を受けたこともあったが、
最近では、悪質なクレーマーからの電話などは、どうやって切り返してやろうかなどと、ちょっと闘志が湧いたりもする。
電話口の向こうの人は、病んでる感が気の毒に感じるだけだ。
そう思えるのは、私も病んでいて服薬していると言うのもあるのかもしれない。怒っている感情とは悲しみの感情と裏表だ。
血圧が上り呼吸が上り、自律神経が狂い、本人にとっても身体に一つも良いことはない。

こんな人はきっと後で、自分のブログなどに伏せ字で悪口を書いてうさを晴らしているのだろうなと、ちょっと笑えたりもする。

カスタマーハラスメントをカスハラと言うらしいが、

私もわからないでもない。
正義感が強い人にも多いのかもしれない。
受けるべきサービスをキチンと受けられなかった出来事に、これは正せねばならない!と闘志に燃える。

今どきの高い離職率で、スタッフの経験不足が一番の原因なんだろうけど、

これを切り返すスキルと言うより、
結局は人間対人間として対応するしかないものだと思う。

時にミスをしてしまうものだし、コミュニケーションがうまくいかず情報の共有が、抜け落ちてしまったりする時もある、人間だもの。

許せない!と怒って暴言を吐いてみても、言葉か重複してしまうが、
自分にとってメリットは何もない。

私の場合は単純にミスは謝って、でも本来のマニュアルは遂行する、たんたんと、それだけだ。


そうは言っても自分も数年前はクレーマー的な事をとっていた頃があった。

今思い起こすと更年期の症状だったのか、なぜあんなに鼻息も荒くイライラしていたのだろう。
なんだかいつも、許せない許せない許せない許せない…

そんな感じで暮らしていた。
10年勤めた前の職場でも、教えては辞めて教えては辞めていく新人にイライラしていたし、
そんな意地悪な自分に嫌悪感だった。長くいるだけで、なんにも偉いわけでもないのに、ああ上から目線でしか物事を見れなくなってしまっていたのは弊害以外に何者でもなかったと思う。

自分が新人の頃に仕事を教えてくれた人は比べるとなんと優しく教えてくれた事だろう。

イライラしている意地悪な自分で心地良いわけなんかない。
疲れていたのか余裕がなかったのか。

今は出来るだけ親切に優しく教えるように努めている。

そんな感じの前の職場でも学べたなぁ、思えた事があったのは、
自分でやることを見つけて仕事をできるようになると、途端に楽になると言う感覚を体で覚えた事。別に全然上からとかな話じゃないけれど。

パート、アルバイトのマニュアルがある単純作業の中でも、長くいると余裕が出来て、少し視野を広げて仕事見つけられる。

仕事は変われど、どの仕事も自分で率先してやれると、やらされてる感よりもずっと楽だ。

あと、もうひとつ。
前の職場での話。
人生で、こんなに感じ悪い人に会ったことない!って人がいたんだけど、こっちが辞める前に向こうが辞めてしまった。
辞めたいから、あんな感じだったのがそれはわからないが、
他にも、自分が「お母さん」と言う立場になってから初めて「怒鳴られる」と言うことをされた所長もなんだか突然辞めてしまった。未熟な子供に怒鳴るのは違うと気付かされたので、意味はあったかもしれない。

その体験から、息子が男子校で嫌な奴がいると言ってた時も、もう少し様子見てみな、と言ったら案の定、夏やすみ明けに退学になってしまった。

不満が先か、卵が先か鶏が先かじゃないけれど。

以外に出口が見えないような状況でも、あっという間に反転することもあったりする。